Column ・ お部屋探しのコツ ・ 第31回

家賃保証会社とはなにか?

賃貸契約でよく出てくる家賃保証会社について、役割、費用、審査、連帯保証人との違い、契約前に確認したいポイントを解説します。

賃貸物件を申し込むとき、「保証会社の利用が必須です」と案内されることがあります。

初めて聞く方にとっては、何の会社なのか、なぜ費用がかかるのか、少しわかりにくい項目です。

家賃保証会社の役割

家賃保証会社は、入居者が家賃を支払えなくなった場合に、いったん貸主側へ家賃を立て替える会社です。

ただし、立て替えられた家賃が免除されるわけではありません。後日、保証会社から入居者へ請求されます。

つまり保証会社は、貸主にとっては家賃滞納リスクを下げる存在であり、入居者にとっては契約するために必要な条件の一つになることが多いです。

連帯保証人とは違うのか

以前は、親族などの連帯保証人を立てて契約するケースが一般的でした。

現在は、連帯保証人ではなく保証会社の利用を必須にしている物件が増えています。保証会社を使っても、緊急連絡先や連帯保証人を別途求められる場合もあります。

物件によって条件が違うため、「保証会社だけでよいのか」「連帯保証人も必要か」は申込み前に確認しておくと安心です。

保証料はいくらかかるのか

保証料の計算方法は保証会社・物件・プランで異なります。申込み時の見積書で、計算対象と金額を確認してください。

さらに、1年ごとの更新保証料や、月額保証料が発生する契約もあります。

初期費用だけを見ていると、保証会社の更新料や月額費用を見落としやすいので、総額で確認することが大切です。

保証会社にも審査がある

保証会社を利用する場合、保証会社による審査があります。

年収、勤務先、雇用形態、過去の支払い状況、申込内容の整合性などを確認されることがあります。審査基準は会社によって違うため、審査結果は申込先とプランごとに判断されます。

不安がある場合は、事前に担当者へ状況を共有しておくと、選べる物件や進め方を考えやすくなります。

保証範囲と費用の発生時期を確認する

初回保証料だけでなく、月額・年次の継続費用、口座振替手数料、更新時期を見積書で確認します。計算対象が家賃だけか、管理費等を含むかも重要です。

保証対象には賃料以外の費用が含まれる場合があります。名称から推測せず、保証委託契約の対象項目と借主が負う支払義務を確認してください。

保証会社チェック
  • 保証会社名・プラン・保証対象費用
  • 初回・月額・年次費用と計算対象
  • 本人確認電話、必要書類、支払方法
  • 立替後の連絡先、引落変更、退去時の終了

貸主への立替と借主の支払いを分ける

保証会社が貸主へ立替払いをしても、借主の債務が免除されるものではありません。支払遅延時の連絡先と支払方法を契約書で確認します。

保証会社は物件側の指定候補から利用することが多く、自由に変更できない場合があります。過去の経験ではなく、今回の物件で利用する会社とプランを基準に判断してください。

よくある質問

保証会社を使えば連帯保証人は不要ですか?

物件・プランによって連帯保証人や緊急連絡先を別途求める場合があります。

保証料は退去時に返金されますか?

費用の性質と返金条件は契約によります。申込書と保証委託契約を確認してください。

問い合わせ時に何を伝えればよいですか?

対象物件、現在の状況、優先条件、入居希望時期をまとめると、「家賃保証会社とはなにか?」について確認すべき内容を整理できます。

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Vol.11Vol.65Vol.105もあわせて読むと、申込み条件と現地確認を具体的に進められます。

まとめ

家賃保証会社は、賃貸契約で家賃の支払いを保証するための会社です。

費用、更新料、審査、連帯保証人の有無は物件ごとに違います。申込み前に条件を確認しておくことで、契約時の不安や想定外の出費を減らせます。

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