賃貸契約では、「契約開始日」「家賃発生日」「鍵渡し日」「引っ越し日」が出てきます。
似ている言葉ですが、それぞれ意味が違います。ここを理解しておくと、二重家賃や引っ越し当日のトラブルを避けやすくなります。
契約開始日とは
契約開始日は、その部屋を借りる権利と家賃の支払いが始まる日です。
多くの場合、契約開始日と家賃発生日は同じです。契約開始日より前に荷物を入れたり、部屋へ入ったりすることは基本的にできません。
鍵渡しは契約開始日の前日か当日が多い
鍵渡しは、契約金の入金、契約書類の提出、重要事項説明、必要書類の確認などがすべて完了してから行われます。
実務上は、契約開始日の前日または当日に鍵を受け取るケースが多いです。ただし、管理会社や貸主の方針によって異なります。
「引っ越し業者を朝から予約したのに、鍵が午後にならないと受け取れない」ということもあるため、鍵渡しの時間まで確認しておきましょう。
申込みから鍵渡しまでの一般的な流れ
一般的には、内見、申込み、入居審査、契約条件の確定、重要事項説明、契約金の支払い、契約書類の提出、鍵渡し、引っ越しという流れです。
スムーズに進めば、申込みから鍵渡しまで2週間前後で進むこともあります。ただし、審査や書類準備、法人契約、保証会社の確認に時間がかかると、さらに日数が必要です。
引っ越し日は鍵渡し後に設定する
引っ越し日は、鍵を受け取った後に設定するのが安全です。
鍵渡し前に引っ越し業者を確定すると、万が一審査や契約手続きが遅れたときに日程変更が必要になることがあります。
特に繁忙期は引っ越し業者の予約が取りにくいため、契約開始日と鍵渡し予定を早めに確認しておきましょう。
今の住まいの退去日とも合わせて考える
新居の契約開始日だけでなく、今住んでいる部屋の退去日も重要です。
今の部屋の解約予告が1か月前なのか2か月前なのかによって、二重家賃の期間が変わります。新居の家賃発生日を少し調整できるか、担当者に相談するのも一つの方法です。
まとめ
契約開始日、家賃発生日、鍵渡し日、引っ越し日は、それぞれ役割が違います。
契約開始日から家賃が発生し、鍵渡しは契約手続きと入金が完了してから行われます。引っ越し日は、鍵渡しの日時まで確認したうえで決めると安心です。