Column ・ お部屋探しのコツ ・ 第41回

契約前にキャンセルしたら費用はかかる?

賃貸申込み後から契約前までのキャンセルについて、費用が発生しやすいケース、申込金の扱い、トラブルを避ける伝え方を解説します。

賃貸の申込み後に、事情が変わってキャンセルしたくなることがあります。

転勤がなくなった、別の物件が見つかった、家族の反対があったなど、理由はさまざまです。では、契約前なら費用はかからないのでしょうか。

契約前でも状況による

契約書に署名押印する前であれば、原則として契約は成立していないと考えられる場面が多いです。

ただし、申込金の扱いや、すでに発生した実費、管理会社の手続き状況によっては、費用の話が出ることがあります。

キャンセル可能かどうかだけでなく、どの段階まで進んでいるかが重要です。

審査通過後は早めに判断する

審査が通ると、契約書作成、入居日調整、鍵の準備、清掃手配などが進みます。

この段階でキャンセルすると、関係者に負担がかかります。迷いがある場合は、審査結果を待つ前から担当者に相談しておきましょう。

申込金を払っている場合

申込金や預かり金を払っている場合は、支払い時に返金条件を確認しておくことが大切です。

「契約に至らなかった場合は返金」と書かれているのか、「契約金の一部に充当」と書かれているのかで扱いが変わります。

領収書や預かり証は必ず保管しておきましょう。

キャンセルの伝え方

キャンセルする場合は、できるだけ早く、理由を簡潔に伝えましょう。

連絡を先延ばしにすると、契約準備が進んでしまい、トラブルになりやすくなります。電話だけでなく、メールなど記録に残る形でも伝えておくと安心です。

契約成立の時点を確認する

申込み、審査承認、重要事項説明、契約書署名、入金では、キャンセルの扱いが変わります。現在どこまで進んでいるかを担当者と書面で確認してください。

申込金・預り金・初期費用を支払っている場合、項目ごとに返金対象、返金日、振込手数料を確認します。一括で「返金される」と考えないことが大切です。

契約前チェック
  • 契約成立の有無と現在の手続き段階を確認する
  • 支払済み金額の項目別返金条件を確認する
  • キャンセル連絡の日時・方法・受領回答を保存する

手続き後まで確認する

迷っている間も契約書作成、清掃、鍵交換などが進みます。キャンセルを決めたら放置せず、電話と記録が残る方法で速やかに連絡してください。

契約成立後は単純な撤回ではなく解約として扱われ、違約金や予告期間が関係する可能性があります。契約書と不動産会社の正式案内へ従います。

よくある質問

審査前なら無料でキャンセルできますか?

現在の手続きと支払済み費用を確認する必要があります。決めた時点で早めに連絡してください。

契約書へ署名した後でも断れますか?

契約成立後の解約扱いになる可能性があります。費用と手続きを確認しましょう。

問い合わせ時に何を伝えればよいですか?

「契約前にキャンセルしたら費用はかかる?」については、対象物件、現在の手続き段階、契約書や見積書の該当項目、希望日をまとめて伝えてください。

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Vol.34Vol.100Vol.113も確認すると、契約前後の費用と手続きを一続きで整理できます。

まとめ

契約前のキャンセルは、タイミングや支払い状況によって扱いが変わります。

迷いがある場合は早めに相談し、申込金の返金条件や契約準備の進み具合を確認しましょう。申込みは、なるべく入居意思が固まってから行うのが安心です。

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