Column ・ お部屋探しのコツ ・ Vol.160

2番手・3番手で申し込みを入れることの価値

「もう1番手が入っているなら無理ですよね」と諦める前に。2番手・3番手でも、順番が回ってくることは実際にあります。

人気物件では、問い合わせた時点ですでに1番手の申し込みが入っていることがあります。そのとき「2番手なら意味がない」「3番手なら絶対無理」と感じる方も多いですが、実際の賃貸現場では3番手から1番手に繰り上がることも珍しくありません。気に入った物件であれば、後順位でも申し込みを入れる価値があります。

そもそも「番手」とは

番手とは、同じ物件に複数の申し込みが入ったときの順番です。一般的には、最初に申し込んだ人が1番手、その次が2番手、さらに次が3番手という扱いになります。

ただし、番手のルールは管理会社や貸主の運用によって異なります。単純な先着順の場合もあれば、書類が揃った順、審査が進められる状態になった順で扱われることもあります。

2番手・3番手でも順番が回る理由

1番手の人が必ず契約まで進むとは限りません。審査で通らない、初期費用や契約条件が合わない、入居時期が合わない、別の物件に決める、家族や会社の確認でキャンセルになるなど、途中で話が止まることがあります。

さらに、2番手の人も同じように他の物件を探していることが多いです。1番手がキャンセルしたときには、2番手もすでに別の物件で話を進めていて辞退する。その結果、3番手に順番が回ってくるというケースがあります。

後順位でも申し込む価値
  • 1番手がキャンセル・審査否決になることがある。
  • 2番手も別物件に決めて辞退することがある。
  • 申し込みを入れていなければ、順番が空いても声がかからない。
  • 順番が回った時点で、進めるか確認されることが多い。

順番が回ってきたら、進めるか聞かれることが多い

2番手・3番手で申し込みを入れたからといって、順番が回ってきた瞬間に必ず契約しなければならない、というわけではありません。実務上は、番手が回ってきた時点で「まだ進めますか?」と確認されることが多いです。

その時点で他の物件に決めていれば辞退することもありますし、まだ探しているならそのまま進めることもできます。つまり、後順位で申し込みを入れることは、チャンスを残しておくという意味があります。

申し込みを入れたほうがよいケース

特に、次のような物件であれば2番手以降でも申し込みを検討する価値があります。

  • 条件がかなり合っていて、本命候補に近い物件。
  • 家賃・立地・広さのバランスがよく、代わりを探しにくい物件。
  • 内見済みで、住むイメージがはっきりしている物件。
  • 他の物件も探しながら、可能性を残しておきたい物件。

注意点もあります

後順位の申し込みは有効な選択肢ですが、安易にたくさん入れればよいものではありません。申し込み後のキャンセルルール、審査書類の提出、保証会社への連絡、同時申込の扱いなどは管理会社によって違います。

また、申し込みを入れる以上、貸主や管理会社は審査の準備を進めます。進める意思がまったくない物件に申し込みを入れるのは避け、順番が回ってきたら本当に検討したい物件に絞るのが大切です。

まとめ

2番手・3番手だからといって、すぐに諦める必要はありません。1番手のキャンセル、2番手の辞退などで、後ろの番手に順番が回ってくることは実際にあります。気に入った物件なら、後順位でも申し込みを入れておくことでチャンスを残せます。スタンドアップでは、番手の状況や申し込み後の流れも確認しながら、進めるべきかどうかを一緒に判断します。

2番手でも、可能性は残せます。

気になる物件の番手状況や、申し込みを入れるべきかどうかも確認してご案内します。