Column ・ お部屋探しのコツ ・ 第62回

退去費用が高いと感じたときの確認ポイント

賃貸の退去費用が高いと感じたとき、原状回復の内訳、通常損耗、契約書の特約、写真記録、見積もり確認の進め方を解説します。

賃貸の退去時に、想定より高い退去費用を請求されることがあります。

すぐに感情的になるより、まずは内訳を確認することが大切です。何に対して請求されているのかを整理すると、確認すべき点が見えてきます。

見積もりの内訳を見る

退去費用の見積もりでは、クリーニング費用、クロス張替え、床補修、設備修理、鍵交換、エアコンクリーニングなどが記載されることがあります。

合計金額だけではなく、どの箇所にいくらかかっているのかを確認しましょう。

通常損耗か故意・過失か

普通に生活していて発生する経年劣化や通常損耗は、貸主負担とされることが多いです。

一方で、タバコのヤニ、ペットの傷、結露を放置したカビ、家具を引きずった傷などは、入居者負担になりやすい項目です。

どの傷や汚れが請求対象になっているのかを確認しましょう。

契約書の特約を確認する

退去時クリーニング費用やエアコンクリーニング費用は、契約書の特約に書かれていることがあります。

契約時に合意している費用は、退去時に請求される可能性があります。まずは契約書と重要事項説明書を確認しましょう。

入居時の写真が役に立つ

入居時からあった傷や汚れについて請求されている場合、入居時の写真や管理会社への連絡記録が役に立ちます。

入居直後に撮影した写真があれば、退去時の説明がしやすくなります。

納得できない場合の伝え方

納得できない項目がある場合は、感情的に否定するより、具体的に確認しましょう。

「このクロス張替えはどの箇所のものですか」「通常損耗ではなく借主負担になる理由を教えてください」と聞くと、話が整理しやすくなります。

請求を場所・数量・単価へ分ける

退去費用が高いと感じたら、クリーニング、壁紙、床、設備など項目別の明細を確認します。「修繕一式」だけでは範囲が分からないため、対象箇所と数量を聞いてください。

契約書の原状回復特約、入居時の写真、傷報告、修理履歴と照合します。元からあった傷や通常使用による変化を、感情ではなく記録で説明してください。

確認リスト
  • 指摘箇所・数量・単価・負担割合を確認する
  • 契約特約と入居時・退去時の写真を照合する
  • 敷金精算、追加請求、支払期限を書面で確認する

次の手続きまで確認する

設備の交換費用は、新品価格をそのまま全額負担するとは限りません。入居期間、破損原因、施工単位など見積りの根拠を確認します。

不明点が残る場合は、管理会社へ質問をまとめ、回答を書面で残します。支払期限を無視せず、確認中であることと回答希望日を連絡してください。

よくある質問

見積書を出してもらえますか?

精算の根拠として項目別明細を依頼してください。提示方法は管理会社へ確認しましょう。

敷金を超える請求はありますか?

修繕費等が敷金を上回れば追加請求の可能性があります。明細と契約根拠を確認してください。

問い合わせ時に何を伝えればよいですか?

「退去費用が高いと感じたときの確認ポイント」については、対象物件、現在の手続き段階、希望日、確認済みの内容を伝え、回答が必要な項目を箇条書きにしてください。

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まとめ

退去費用が高いと感じたら、まず内訳、契約書、通常損耗かどうか、写真記録を確認しましょう。

すべてをすぐに受け入れる必要はありませんが、根拠を確認しながら冷静に話すことが大切です。入居時から写真を残しておくことも、退去時の大きな備えになります。

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