原状回復は元どおり新品にする意味ではない
原状回復は、部屋を完全に新品へ戻すという意味ではありません。通常使用や経年劣化と、入居者の故意・過失による損耗を分けて考えます。
ただし、契約の特約によって負担が決まっている項目もあります。
入居時の記録が重要
入居時の傷や汚れを写真で残し、管理会社へ報告しておくと退去時に説明しやすくなります。日付、場所、状態が分かる記録が大切です。
退去直前ではなく、入居直後の記録が強い材料になります。
見積書の確認
退去費用の見積書が出たら、項目、単価、負担割合、理由を確認します。納得できない項目は、感情的に争う前に根拠を聞きましょう。
国土交通省のガイドラインの考え方が参考になることもあります。
通常損耗と入居者負担を分ける
原状回復は新品へ戻すことと同じではありません。経年変化、通常使用による損耗、故意・過失による傷を分け、契約特約と入居期間を踏まえて確認します。
入居時の写真、傷報告、修理連絡が重要です。退去時の指摘箇所が元からあった場合は、感情的に反論するのではなく記録を提示してください。
- 契約書の原状回復・クリーニング特約を確認する
- 指摘箇所、数量、単価、負担割合を見積書で確認する
- 入居時記録と退去時写真を同じ場所で比較する
見積りの根拠を項目別に聞く
「一式」だけでは、作業範囲と数量が分かりません。壁紙の面積、設備部品、清掃範囲など、どの傷に対する費用かを確認します。
敷金から差し引かれる場合も、精算明細を確認してください。不明点が解消しない場合は、契約書や公的な相談窓口を確認し、記録を残してやり取りします。
よくある質問
壁紙に小さな傷があると全面張替えですか?
傷の範囲、施工単位、契約特約などで判断が異なります。見積りの面積と負担根拠を確認してください。
敷金を超える請求はありますか?
修繕費等が敷金を上回る場合は追加請求の可能性があります。明細と根拠を確認しましょう。
問い合わせるときは何を伝えればよいですか?
「原状回復費用で揉めないために確認すること」については、現在の状況、希望日、確認済みの内容を先に伝え、回答が必要な項目を箇条書きにしてください。契約書や募集図面の該当箇所も添えると確認が進みやすくなります。
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Vol.7、Vol.118、Vol.127も確認すると、費用・契約・住み替えを同じ基準で整理できます。
まとめ
原状回復費用で揉めないためには、入居時記録、契約内容、退去時見積もりの確認が重要です。
不明点は早めに管理会社へ確認し、記録を残しながら進めましょう。