Column ・ お部屋探しのコツ ・ 第18回

おとり物件とは?見分け方と引っかからないコツ

相場よりずっと好条件なのに、問い合わせると「もう決まりました」。それ、"おとり物件"かもしれません。仕組みと見抜き方を。

ネットで見つけた好条件の部屋。問い合わせたら「ちょうど決まってしまって…」——それが何度も続くなら、もしかすると「おとり物件」かもしれません。正体と、引っかからないためのコツを正直にお伝えします。

おとり物件とは

集客のために載せている、実際には申し込めない"釣り"の広告です。「すでに成約済み」「最初から募集していない」「そもそも実在しない」といった好条件の部屋を載せ続け、問い合わせを集めてから別の物件へ誘導する——これがおとり物件です。

なぜ存在するのか

反響(問い合わせ)を増やしたい一部の業者が、客寄せに使ってしまうためです。ただし、おとり広告は宅地建物取引業法や景品表示法(不当表示)で禁止されており、行政処分の対象になります。良心的な会社はやりません。

なぜポータルに「募集終了」の物件が残り続けるのか

スーモ・アットホーム・ライフルホームズなどのポータルでは、1つの部屋を何十もの仲介会社が同時に掲載していることがよくあります。多くの会社はその物件を「客付け(仲介)」する立場で、元付け(管理会社)ではないため、申込・成約の情報がすぐに伝わらず、掲載が残ってしまうのです。さらにポータルは掲載数や反響数が集客に直結するため、あえて消さずに問い合わせを取り続けたいという動機も働きます。結果として、すでに終了した物件が長く残り、同じ部屋が各社から少しずつ違う条件で出る——という状態が生まれます。

おとり物件の見分け方 チェックリスト
  • 相場より極端に安い/条件が良すぎる
  • 同じ写真・間取りが、複数サイトや複数業者で少しずつ違う家賃で出ている
  • 住所や物件名がぼかされている(周辺地図だけ等)
  • 問い合わせると即「もう決まった」「似た物件がある」と別物件へ誘導
  • 内見日をなかなか確定してくれない

引っかからないためのコツ

  • 「この物件を、◯日に内見したい」と具体的に確定を求める。
  • 物件名・住所・現況(空室か申込済みか)をはっきり確認する。
  • 1社だけで判断せず、複数で同じ物件を確認する。
  • 誘導ばかりで話が前に進まないなら、深追いしない。

スタンドアップの姿勢

私たちはおとり広告を行いません。気になる物件はその場で空き状況を確認し(空き状況はリアルタイムで変わります)、確実なものだけをご案内します。「この条件、本当にあるの?」という不安にも、正直にお答えします。

まとめ

おとり物件は「好条件すぎる」「話が前に進まない」が見抜くサイン。具体的な内見の確定と現況確認で、ほとんど避けられます。怪しいと感じたら、ぜひ一度ご相談ください。英語・中国語にも対応しています。

「その部屋、本当にありますか?」

おとり広告はしません。気になる物件の現況を、その場で確認してお伝えします。AIが毎日お部屋もご提案。