「この物件は、外国籍でも申し込めますか?」——とても大切なご確認です。私たちも、できれば外国籍OKの物件だけを最初からまとめてお出ししたいと思っています。ただ、賃貸の現場にはそれを事前一括では調べにくい事情があります。正直にご説明したうえで、私たちの進め方をお伝えします。
理由①:可否は物件ごとに違い、募集情報に書かれていないことが多い
外国籍の方を受け入れるかどうかは、オーナーや管理会社の方針しだいです。募集情報(ポータルサイト等)に「外国籍相談可」と明記されていない物件も多く、書かれていなくても実は相談できたり、逆に書いてあっても審査の段階で結論が変わることもあります。つまり掲載情報だけでは正確に判断できないのです。
理由②:確認は基本「1件ずつ電話」
外国籍可否の情報は一元化されておらず、確認はその都度、管理会社・オーナーへ電話で問い合わせるのが実情です。ここは私たちの業務の中でもいまだに電話確認が多く、なかなか効率化が難しい部分です。ボタンひとつで全件の可否がわかる仕組みは、残念ながら今の市場には存在しません。
理由③:全件を事前に調べると、膨大な手間がかかる
仮にご希望条件に合う物件すべてに1件ずつ電話確認をすると、膨大な時間と人件費がかかります。しかも調べ終えてお渡しする頃には、空き状況も可否も変わっていることがあります。前回のコラムでも触れたとおり、賃貸の状況はリアルタイムで動くため、「事前に全部調べて固定」する方法とは相性が良くないのです。
理由④:同じ物件でも、条件しだいで結論が変わる
外国籍可否は「YES / NO」だけで決まらないことも多く、在留資格(ビザの種類)・在留期限・勤務先や収入・保証会社の審査・日本語での連絡可否などによって結論が変わります。だからこそ、お客様の状況と合わせて確認することが、いちばん確実で早いのです。
- お客様から「この物件が気になる」とご連絡をいただいた時点で、私たちが管理会社へすぐに可否を確認します。
- 最新で正確な可否がわかり、ムダな調査コストを抑えられるぶん、スピードとご提案に集中できます。
- 在留資格などの個別条件もまとめて確認するので、二度手間になりません。
スムーズに進めるために
はじめに次の情報を教えていただけると、確認がぐっと早くなります。
- 国籍と在留資格(ビザの種類)・在留期限
- 勤務先・収入の状況(学生の場合は学校名など)
- 日本語/英語・中国語、どの言語でのやり取りが安心か
まとめ
外国籍の入居可否は、物件ごとに個別の電話確認が必要で、全件を事前にお調べするのは現実的に難しいのが正直なところです。そのため、気になる物件をご連絡いただいてから、その都度ピンポイントで確認する形をとっています。これが結果的にいちばん早く、正確です。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。スタンドアップは英語・中国語にも対応し、外国籍の方のお部屋探しをサポートします。