Column ・ 売買 ・ Vol.20

売買を任せる不動産会社の選び方

購入・売却どちらにおいても重要になる、不動産会社選びの判断軸を整理します。

不動産会社選びは、エリアでの実績・査定根拠の説明の丁寧さ・担当者との相性という3つの軸で考えると整理しやすくなります。査定額の高さだけで選ばず、その根拠や媒介契約の説明が明確かどうかもあわせて確認したいポイントです。

この記事の要点
  • 不動産会社選びは「エリアでの実績」「査定根拠の説明の丁寧さ」「担当者との相性」の3点が基本の判断軸。
  • 査定額の高さだけでなく、その根拠(周辺の成約事例など)を説明してくれるかを確認したい。
  • 媒介契約の種類やレインズ登録・報告義務についてきちんと説明してくれるかも判断材料になる。
  • 「囲い込み」など売主の利益と相反しかねない行為がないか、レインズの掲載状況などで確認できる。
  • 担当者のレスポンスの速さや説明のわかりやすさは、長い取引期間を通じて重要になる。

結論:実績・説明の丁寧さ・相性の3点で選ぶ

不動産会社を選ぶ際は、対象エリアでの取引実績、査定や契約条件についての説明の丁寧さ、そして実際にやり取りする担当者との相性という3つの観点で比較すると判断しやすくなります。会社の規模だけでなく、これらの要素を確認することが大切です。

エリアでの実績を確認する

売却を検討している物件があるエリアで、どの程度の取引実績があるかは重要な確認ポイントです。エリアの相場や需要動向に詳しい会社であれば、価格設定や販売戦略についても現実的な提案が期待できます。

査定根拠を説明してくれるか

査定額が高いというだけで会社を選ぶと、実際には売れない価格で長期化してしまうことがあります。周辺の成約事例や物件の特徴を踏まえて、査定額の根拠を具体的に説明してくれるかどうかを確認しましょう。

媒介契約の説明が明確か

媒介契約の種類や、レインズへの登録義務・報告義務について、契約前にわかりやすく説明してくれるかどうかも判断材料になります。契約内容を曖昧なまま進める会社よりも、条件を明確に伝えてくれる会社の方が安心して任せやすいといえます。

「囲い込み」に注意する

「囲い込み」とは、自社で売主・買主双方から仲介手数料を得る両手仲介を狙うために、他社からの購入希望者の紹介を制限する行為です。レインズへの登録状況や、他社からの問い合わせに対する対応状況などから、囲い込みが疑われないかを確認できる場合があります。

担当者との相性・レスポンス

不動産売買は数ヶ月にわたるやり取りが続くため、担当者のレスポンスの速さや説明のわかりやすさは、実務上とても重要な要素です。質問に対して曖昧にせず具体的に答えてくれるか、連絡がスムーズかどうかも、選ぶ際の判断材料にしてみてください。

よくある質問

査定額が高い会社を選べばよいですか?

査定額の高さだけでなく、その根拠を具体的に説明してくれるかを確認することが大切です。

「囲い込み」とは何ですか?

自社で両手仲介(売主・買主双方から手数料を得ること)をするため、他社からの購入希望者の紹介を制限する行為です。

複数の不動産会社に相談してもよいですか?

一般媒介であれば複数社に依頼できます。専任系の契約を結ぶ前に、複数社を比較検討するのも一つの方法です。

まとめ

不動産会社選びは、エリアでの実績・査定根拠の説明の丁寧さ・担当者との相性という3つの軸で考えると整理しやすくなります。査定額の高さだけに惑わされず、媒介契約の説明や囲い込みへの姿勢もあわせて確認し、納得して任せられる会社を選びましょう。

会社選びに迷ったら、まずは査定からお気軽にご相談ください。

査定根拠のご説明から媒介契約の内容まで、丁寧にご案内します。