ネットで物件を見ていると、きれいな家具や家電が置かれた写真を見かけることがあります。暮らしのイメージが湧きやすく、とても魅力的に見えますよね。ただし、賃貸では「写真に写っているもの」と「入居時についてくるもの」は別です。ここを勘違いすると、入居前に家具家電の準備が間に合わないことがあります。
ステージ写真とは
ステージ写真とは、空室に家具・家電・小物などを置き、部屋の広さや生活イメージが伝わりやすいように撮影した写真です。いわゆるホームステージングの写真で、モデルルームのように見せる目的で使われます。
写真としては便利ですが、置かれているベッド・ソファ・テーブル・テレビ・照明・冷蔵庫・洗濯機などが、そのまま貸し出されるとは限りません。
基本は「図面に書いてあるか」で判断する
大切なのは、写真ではなく図面・募集資料・設備欄・備考欄です。そこに「家具家電付き」「家電付き」「冷蔵庫付き」「洗濯機付き」などの記載がなければ、写真に写っていても入居時には撤去される前提で考えたほうが安全です。
特にステージ写真は、撮影用に一時的に置かれているだけのケースがあります。内見時に置いてあったとしても、契約時や引き渡し時にはなくなっていることもあります。
- 写真に家具家電が写っているだけでは、付帯設備とは判断できません。
- 図面に特に表記がなければ、家具家電はついてこないと考えましょう。
- 迷ったら「これは設備ですか?残置物ですか?撤去予定ですか?」と確認するのが確実です。
「残置物」と書かれている場合も注意
家具家電が残っている物件でも、図面や重要事項説明で「残置物」と扱われることがあります。残置物とは、前の入居者やオーナーが置いていったものを、そのまま使ってよい場合があるものです。
ただし、残置物は正式な設備ではないことが多く、故障しても貸主が修理・交換しない条件になっている場合があります。使えるかどうかだけでなく、壊れたときの対応まで確認しておきましょう。
確認するときの聞き方
気になる家具家電がある場合は、内見前後や申込前に次のように確認するとスムーズです。
- 写真に写っている家具家電は、入居時にも残りますか?
- 残る場合、それは設備ですか、残置物ですか?
- 故障した場合、修理や交換は貸主負担ですか?借主負担ですか?
- 入居前に撤去されるものはありますか?
- 照明・カーテン・エアコンなど、残るものを一覧で確認できますか?
写真はイメージ、契約内容は書面で確認
物件写真は、部屋の雰囲気を知るための大切な情報です。一方で、実際についてくる設備や家具家電は、最終的には図面・重要事項説明書・契約書で確認します。
「写真に写っていたから当然ついてくるはず」と思い込まず、必要なものは事前に確認しておくこと。これだけで、入居後のがっかりや追加出費をかなり防げます。
まとめ
ステージ写真に家具家電が写っていても、図面に「家具家電付き」などの明記がなければ、基本的にはついてきません。写真はあくまでイメージ。ついてくるもの・撤去されるもの・残置物扱いのものを、申込前に確認しておきましょう。スタンドアップでは、気になる物件の設備や残置物も管理会社へ確認しながらご案内します。