RC造の賃貸マンションは、木造や軽量鉄骨造より遮音性が高いと言われることがあります。ただし、RC造なら必ず静かというわけではありません。音の感じ方は建物全体のつくりや住戸の位置にも左右されます。
窓から入る音も大きい
壁がしっかりしていても、道路、線路、繁華街、公園などの音は窓から入ることがあります。内見時は窓を閉めた状態と開けた状態で音を確認しましょう。
隣室との接し方を見る
隣室の水回り、収納、リビングがどこに接しているかで、生活音の感じ方は変わります。図面だけでなく、現地で壁の向こう側を想像することが大切です。
- 窓の外の道路や線路。
- エレベーターや階段との距離。
- 上下左右の部屋との接し方。
- 床材と天井高。
- 共用廊下の足音の響き方。
共用部の音もある
エレベーター前や階段横の部屋は、人の出入りの音が気になることがあります。室内だけでなく玄関前や共用廊下でも音を確認しましょう。
音の入口を四つに分けて確認する
音は、隣室からの話し声など空気を伝わる音、上階の足音など床を伝わる音、配管・設備音、窓や換気口から入る外部音に分けると確認しやすくなります。
RC造という構造表示だけでは、戸境壁や床の厚さ、二重床、窓ガラス、換気口の性能までは分かりません。音源ごとに、住戸位置と設備仕様を確認してください。
- 隣室・上下階と接する部屋の用途
- 窓を閉めた状態の道路・鉄道・人声
- エレベーター、ポンプ、ゴミ置き場の位置
- 寝室で聞こえる配管音と共用廊下の音
静かな瞬間だけで判断しない
平日昼の内見では、帰宅後の生活音や交通量を確認できないことがあります。可能なら異なる時間帯に建物周辺を歩き、道路、学校、店舗、搬入口の動きを見てください。
音への敏感さには個人差があります。寝室の位置、在宅勤務時間、就寝時刻を伝え、気になる音源がある場合は住戸変更も含めて比較しましょう。
よくある質問
壁をたたけば防音性が分かりますか?
表面の感触だけでは総合的な遮音性は判断できません。構造、隣接関係、窓、現地の音を重ねて見てください。
角部屋なら生活音は少ないですか?
隣接住戸は減りますが、外部音や上下階、共用部からの音は残ります。住戸位置を確認しましょう。
問い合わせ時に何を伝えればよいですか?
対象物件、住戸位置、優先条件、入居予定期間をまとめると、「RC造の賃貸マンションでも音が気になることはある」について比較すべき項目を整理できます。
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Vol.242、Vol.250、Vol.263もあわせて読むと、建物・住戸・設備を別々の基準で比較できます。
まとめ
RC造は安心材料のひとつですが、音のリスクを完全に消せるわけではありません。内見時は構造、窓、周辺環境、共用部まで確認しましょう。