Column ・ 内見・設備 ・ Vol.247

RC造の賃貸マンションでも音が気になることはある

RC造だから絶対に静か、とは限りません。賃貸マンションの音は、構造だけでなく間取りや周辺環境でも変わります。

RC造の賃貸マンションは、木造や軽量鉄骨造より遮音性が高いと言われることがあります。ただし、RC造なら必ず静かというわけではありません。音の感じ方は建物全体のつくりや住戸の位置にも左右されます。

窓から入る音も大きい

壁がしっかりしていても、道路、線路、繁華街、公園などの音は窓から入ることがあります。内見時は窓を閉めた状態と開けた状態で音を確認しましょう。

隣室との接し方を見る

隣室の水回り、収納、リビングがどこに接しているかで、生活音の感じ方は変わります。図面だけでなく、現地で壁の向こう側を想像することが大切です。

音の確認ポイント
  • 窓の外の道路や線路。
  • エレベーターや階段との距離。
  • 上下左右の部屋との接し方。
  • 床材と天井高。
  • 共用廊下の足音の響き方。

共用部の音もある

エレベーター前や階段横の部屋は、人の出入りの音が気になることがあります。室内だけでなく玄関前や共用廊下でも音を確認しましょう。

音の入口を四つに分けて確認する

音は、隣室からの話し声など空気を伝わる音、上階の足音など床を伝わる音、配管・設備音、窓や換気口から入る外部音に分けると確認しやすくなります。

RC造という構造表示だけでは、戸境壁や床の厚さ、二重床、窓ガラス、換気口の性能までは分かりません。音源ごとに、住戸位置と設備仕様を確認してください。

防音チェック
  • 隣室・上下階と接する部屋の用途
  • 窓を閉めた状態の道路・鉄道・人声
  • エレベーター、ポンプ、ゴミ置き場の位置
  • 寝室で聞こえる配管音と共用廊下の音

静かな瞬間だけで判断しない

平日昼の内見では、帰宅後の生活音や交通量を確認できないことがあります。可能なら異なる時間帯に建物周辺を歩き、道路、学校、店舗、搬入口の動きを見てください。

音への敏感さには個人差があります。寝室の位置、在宅勤務時間、就寝時刻を伝え、気になる音源がある場合は住戸変更も含めて比較しましょう。

よくある質問

壁をたたけば防音性が分かりますか?

表面の感触だけでは総合的な遮音性は判断できません。構造、隣接関係、窓、現地の音を重ねて見てください。

角部屋なら生活音は少ないですか?

隣接住戸は減りますが、外部音や上下階、共用部からの音は残ります。住戸位置を確認しましょう。

問い合わせ時に何を伝えればよいですか?

対象物件、住戸位置、優先条件、入居予定期間をまとめると、「RC造の賃貸マンションでも音が気になることはある」について比較すべき項目を整理できます。

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まとめ

RC造は安心材料のひとつですが、音のリスクを完全に消せるわけではありません。内見時は構造、窓、周辺環境、共用部まで確認しましょう。

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