正直に言うと、私は何かを続けるのが昔から苦手でした。それでも続けられているものがいくつかあります。今日はその話です。
続かなかったのは「気合い」で続けようとしたから
三日坊主の常連でした。手帳も、運動も、勉強も。続かないたびに「自分は意志が弱い」と責めていました。でもあるとき気づいたんです。続かなかったのは意志のせいではなく、続け方の設計が悪かっただけだと。気合いで続けようとすると、気合いが切れた日に終わる。
いま続いているものは、どれも「気合いが要らないくらい小さく」してあります。机に座ったらまず一行だけ書く。出社したらメモを一枚開く。ハードルを下げきると、やらない理由のほうが消えていく。続けるコツは、頑張らなくていい大きさまで刻むことでした。
続いたものだけが、後から効いてくる
一つひとつは小さくても、続いたものは時間が味方してくれます。毎日の小さなメモが、半年後には自分の考えの記録になっている。地味な一手の積み重ねが、気づけば人より一歩前にいる理由になっている。派手な一発より、続いた地味のほうが、結局は遠くまで運んでくれる。
だから今は、新しく何かを始めるとき、「これは気合いなしで続く大きさか」をまず考えます。続く設計さえできれば、苦手でも続けられる。それを身をもって知りました。
続けるのが苦手な人ほど、小さくする工夫が効きます。今日も、一行から。
— 株式会社スタンドアップ 代表取締役 鳥越 雄太郎