2024年4月から、新築住宅の販売・賃貸の広告には省エネ性能ラベルの表示が努力義務化されています。断熱性能とエネルギー消費性能が星や数字で示され、物件同士を比較しやすくなりました。
- 2024年4月から、新築住宅の販売・賃貸広告における省エネ性能ラベルの表示が努力義務化されている(2026年時点)。
- ラベルにはエネルギー消費性能(星の数)と断熱性能(等級の数字)が示され、目安となる光熱費が載る場合もある。
- 断熱等級は長く等級4が標準的だったが、より高い等級5・6の住宅が増えている。
- 省エネ性能は、住宅ローン控除の借入限度額の区分やフラット35の金利引下げ等に関係する場合がある(2026年時点)。
- 古い中古住宅にはラベルがないことが多く、窓・サッシの仕様やリフォームでの断熱改修余地という視点で見る。
結論:省エネ性能ラベルの表示が努力義務化
2024年4月から、新築住宅の販売・賃貸の広告には省エネ性能ラベルの表示が努力義務化されています。このラベルにより、断熱性能とエネルギー消費性能が星や数字で示されるようになり、物件同士を比較しやすくなりました。住宅選びの際は、価格や立地だけでなく、こうした性能表示もあわせて確認する視点が広がっています。
省エネ性能ラベルの見方
省エネ性能ラベルには、エネルギー消費性能を示す星の数と、断熱性能を示す等級の数字が記載されます。商品によっては目安となる光熱費が載っている場合もあり、これらの情報を見比べることで、広告段階から物件同士のおおまかな性能差を比較できるようになっています。
断熱等級のざっくり整理
断熱等級は長く等級4が標準的な水準とされてきましたが、近年はより高い等級5・6の住宅が増えてきています。等級が高くなるほど、冷暖房にかかる費用と居住時の快適性に効いてくるとされているため、価格とあわせて等級の水準も確認しておくとよいでしょう。
住宅性能表示制度
住宅性能表示制度は、品確法に基づく任意の制度で、構造の安定・劣化対策・維持管理・省エネなど複数の分野についてそれぞれ等級で性能を表示する仕組みです。評価書が付いている物件であれば、こうした性能を客観的な形で確認できるという利点があります。省エネ性能ラベルとあわせて確認することで、断熱・省エネ以外の性能面も含めた総合的な比較がしやすくなります。
お金への効きどころ
省エネ性能は、冷暖房費など日々のランニングコストに関わるだけでなく、住宅ローン控除の借入限度額の区分や、フラット35の金利引下げ等の制度にも関係する場合があります。適用条件は制度ごとに異なるため、該当するかどうかは各制度で個別に確認することが必要です(2026年時点)。
中古ではどう考えるか
築年数の古い中古住宅には、省エネ性能ラベル自体が付いていないことが多いのが実情です。そのため中古住宅を選ぶ際は、窓やサッシの仕様を確認したり、リフォームによって断熱性能を改善できる余地があるかどうかという視点で見ていくことになります。断熱改修の余地がどの程度あるかは物件によって差があるため、リフォーム費用も含めた資金計画とあわせて検討するとよいでしょう。
よくある質問
省エネ性能ラベルとは何ですか?
住宅のエネルギー消費性能や断熱性能を星や等級で示すラベルです。2024年4月から、新築の販売・賃貸広告での表示が努力義務になっています(2026年時点)。
断熱等級はいくつあればよいですか?
一律の正解はありません。長く標準だった等級4に対し、等級5以上の物件が増えています。冷暖房費と快適性、価格とのバランスで判断してください。
省エネ性能はお金に関係しますか?
冷暖房費のほか、住宅ローン控除の借入限度額の区分や金利優遇の条件に関係する場合があります(2026年時点。詳細は各制度でご確認ください)。
まとめ
2024年4月から、新築住宅の販売・賃貸の広告には省エネ性能ラベルの表示が努力義務化されており、断熱性能とエネルギー消費性能を星や数字で比較できるようになりました。断熱等級は等級4が長く標準的でしたが、より高い等級の住宅も増えています。省エネ性能は住宅ローン控除の借入限度額の区分などに関係する場合もあるため、中古住宅では窓・サッシの仕様やリフォームでの改修余地という視点であわせて確認しておくとよいでしょう(2026年時点)。