「AIで不動産がどう変わるのか」とよく聞かれます。私の答えはシンプルです。AIに任せられることはAIに任せ、人は人にしかできない仕事に時間を使う。ただそれだけのことだと考えています。
現場の時間は、どこへ消えているか
不動産の現場では、本来お客様と向き合うべき時間が、別の作業に奪われがちです。営業時間外に集中する問い合わせへの一次対応、重要事項説明書や契約書の作成、ポータルへの入力、月次の事務作業——どれも大切ですが、これらが膨らむほど、肝心の「一人ひとりに丁寧に向き合う時間」は削られていきます。
AIが得意なこと
- 反響対応:営業時間外の一次対応を自動化し、機会損失を防ぐ
- 書類作成:定型の作成・チェックを支援し、品質を平準化
- 多言語接客:英語・中国語などの問い合わせに即応
- 情報整理:顧客情報や市況データの集約と提案資料化
こうした領域は、AIが驚くほど力を発揮します。私たち自身が現場に立つからこそ、「どこを任せれば効くのか」が分かる。だから机上の空論ではなく、地に足のついた形で導入できると考えています。
人が担うべきこと
一方で、不安なお客様の背中をそっと押すこと、言葉にならない希望を汲み取ること、信頼を積み重ねること——これは人にしかできません。AIで時間を取り戻すのは、この「人にしかできない仕事」に、もっと時間を注ぐためです。
私たちの考え方
技術は目的ではなく、手段
AIに任せて、人は誠実な仕事へ
「不動産会社らしくない」と言われるほどの丁寧さを大切に
まとめ
AIと人、どちらかではありません。AIで効率を上げ、生まれた時間を人の誠実さに使う。その両輪でこそ、お客様の満足も、業界の標準も引き上がっていく。スタンドアップは、その実践を続けていきます。
— 株式会社スタンドアップ 代表取締役 鳥越 雄太郎